BOD・COD・窒素除去、有機余剰汚泥削減の用途などに用いられている微生物固定化担体です。
- 用途
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- 食品排水
- 化学排水
- 染色排水
- 液晶・半導体排水
- 特殊菌を用いた難分解物質の除去など(PVA、DMF、高塩濃度排水等)
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特長
細菌が担体の内部に向かって増殖
- 20μm前後の孔径が表面から中心部まで全通
- 剥離汚泥が少なく、処理能力が安定
- 細菌濃度を高めることが可能
高負荷運転が可能
- 最大BOD担体負荷 50kg/m³-ゲル・d※
- 容積負荷 5kg/m³・d(担体充填率<クラゲール®>10%)
- 最大窒素担体負荷 6kg/m³-ゲル・d※
- 容積負荷 0.6kg/m³・d(担体充填率<クラゲール®>10%)
活性汚泥法と比較して処理能力が5~10倍※
- ※運転条件による
設備がコンパクト
細菌保持率が高く、処理能力が高いため処理槽容積が小さい
担体充填率が低い
槽容量に対して10%程度
運転管理が容易
<クラゲール®>槽への汚泥返送が不要
運転方法により余剰汚泥発生量の削減が可能
担体の流動性、攪拌エネルギー効率が良好
直径 約4mm、比重 1.015<±0.01>の球体
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活性汚泥法と「<クラゲール®>」法との比較
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仕様
- 原料
- PVA(ポリビニルアルコール)
- 直径
- 4mm
- 比重
- 1.015
<クラゲール®>
菌付着1ヶ月後
電子顕微鏡写真
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